ヘルハンプール公国 内務省 歴史編纂局 52844


【RP】§親衛隊選抜戦§AbusoluteHell§【美味】

1:ジュリア. :

2012/08/20 (Mon) 21:52:20

【RP】§親衛隊選抜戦§AbusoluteHell§【美味】 

17856:ジュリア. 2005/12/06 19:43:32 


ヘルハンプール恒例のRPスレなので御自由に書き込んで参りましょッ。

毎度の事ながらウマい下手なんて関係なし、
書きてぇぜこりゃあオイシ過ぎるぜダンナあああああと思ったら一年奮起書けばよし!
いってみよーっ。


17857: 【開場直前(外)】スレッドを建てるならば早いほうがよし! ジュリア. 2005/12/06 19:43:53 

色褪せ擦り切れた横断幕が風になぶられる国営コロシアム
いと寂しきこの決闘場に持ち込まれ賭されたのは"親衛隊"の称号
その栄光は国内の隅々にまで行き渡り
眠れる屈強たちの目を覚ますに至る

国内屈指の実力を持つ決闘者、
一攫千金のチャンスをひさぐ賭博師、
そして彼らの饗宴を目当てとする見物客が
続々と集まりつつある。

すべての人が開場の瞬間を待つ、
密やかな緊張と若干の静寂を破り
ひときわ高く合図の銅鑼が鳴り響いた。


17858: 【開場直前(内)】ほらそこ、使い回しとか言わなi(連行) ジュリア. 2005/12/06 19:44:18 

素晴らしい。

私には見える。
門扉の向こう、百以上の眼の輝きが。
公国精鋭を束ねる一騎当千の将軍徴印が、
壮絶な叩き上げ人生を物語る装甲が、
なめらかに禁呪を唱える銀の舌が、
そして血に餓えた煙塗れの魂が、
永く永く腕を磨き策をめぐらし
金の為ではなく文字通りの栄光を得るため
この闘技場に押し寄せて来る。

さあ、門扉よ開け。
最高のパフォーマンスを


ヘルハンプールの英雄たちに。


17872: 【会場準備(前)】戦いぶり、楽しみにしております:ギャン ギャン=ビット 2005/12/07 02:00:04 

コロシアムイベントが終了したばかりのヘルハンプールコロシアム。

私は主催者として最後まで後片付けに追われこんな時刻にまで居残る羽目になっていた。が、後の仕事は告知を剥がすばかり。

辺りは当然の如く闇一色。・・・のはずが告知看板の前に誰かが松明を掲げて作業をしている。

コロシアム前に立ててあった看板に貼ってあった前回のコロシアムイベントの告知が係員によって剥がされ、新たな告知が貼り付けられているようだ。

「お、どれどれ・・・」

興を引かれた私は、告知を隣で見せて頂く。


17873: 【会場準備(後)】まぁ、形態は前スレのマネ(ぁ:ギャン ギャン=ビット 2005/12/07 02:02:23 

【§親衛隊選抜戦§AbusoluteHell§】

§選抜戦期間§

 12月09日(金)~決闘者が最後の一人となるまで

これにより名実ともに真の最強たらん者に、ヘルハンプール公国第1親衛隊に任命するものである。


簡潔な文章が逆にこの新たなる戦いの激しさを秘めている。

語るべきは拳であって言葉にあらず、と。

「へぇ。旅行き着いた時期にちょうどこんな面白そうなイベントにお目にかかれるとは」

日付は移り変わり、12/7。

静かなはずのコロシアムは、これから起こるであろう熱気を既にはらんでいるように見える。

「嵐の前の――ですかネ」

当日は是非とも最前列で見る必要がありそうだ。


17896: コロシアムの廊下を抜けて ハルエリエ 2005/12/08 14:43:13 

懐かしいコロシアム。
ただ一度だけ戦った懐かしい場所を見て目を細める。広がる場所は人々の声に溢れる事を思い出すと微笑みを浮かべて
「またここで戦いが始まりますのな」
自分の声も響くコロシアムをぼんやりと見つめていると、ふと、空を見上げ
「ハルにも何か出来ないのな?戦いには参加出来ないけど、何か…」
そこに見えるのはコロシアム、戦い時には傷付く者も出る場所
「ハルに出来るのは戦いで傷付いた人の手当てのお手伝い位かも…?」
思い立つと止まらない、翼を広げてある人の元へ…祖父と暮らしている、この戦いの発起者の元へ
「…ジュリア.さーん!あのねっ!」
意気揚揚と城の扉を叩き、嬉しそうにお願いをした。


17899: どこぞの暗い地下室にて ウズベ 2005/12/08 22:01:19 

キャベツ柄のキセルをくわえた男が一人。
手に持った一枚の紙切れを見つつ、怪しい笑いを浮かべている。

「親衛隊争奪戦・・・儲け時って奴かね?」
男は立ち上がり、ごそごそと何事かの準備を始める。

「戦士は自らの血肉を対価として支払い、観客は・・・自らの財産を対価として支払うってか?」

誰にでもなく男は呟き、紫煙を吐く。それはあたかも邪気の如く部屋にこもり続けていた―――――。


17940: 【観戦】ゼロ vs シュアリ(敬称略‐以下略) ジュリア. 2005/12/10 02:21:54 

"深夜の決闘場に佇む姿" ゼロ=フォース vs "首領" シュアリー


「何だと? ―――そうか。わかった、下がれ」。


まさに開幕の号砲に相応しき一戦。

城門では往々にしてこの様な事態が起こる。
世間の風評(=レベル数)だけではわからぬ勝負の行方即ち、
先に魔力を高め終えた方が勝つか或いは、
一撃を持ち堪えて逆転勝利を収めるか。
明け方近く、人知れず闘われた一瞬間の勝負を制したのは


勝者 ゼロ=フォース


この選抜戦、いよいよ先が読めなくなったようだ。



夜明けは近い。


17941: 【観戦】エディ vs ライゼ ジュリア. 2005/12/10 02:22:23 

"決闘者" エディー vs "決闘者" ライゼル

あの白銀の騎士、もう四時間もああしている。
身を固めるのは完全鎧だというのに少しも疲れた様子がない。
何者だ…?

…うむ、この禍々しい気配は…やはり "決闘者" ライゼル、
戦乱の申し子を相手にあの白銀の騎士、どう攻めるかな…?


勝者 エディー


先手必勝、"黒炎" の障壁を強引に突破しての一撃に賭けたか。
なるほど戦い慣れたところが見える。あなどれぬ。

しかし "決闘者" ライゼルが敗れるとは……。


17942: 【観戦】オウガ vs グラフィ ジュリア. 2005/12/10 02:22:49 

"決闘者" オウガデス vs "決闘者" グラフィオ

流石は "決闘者" オウガデス、観客に人気がある。
オウガデス城下の民は全員が見に来ているのではないか?
芸能も多彩、彼にかかれば待ち時間も退屈からは程遠い(笑
さて、対するのは誰か―――

ォオ、あれは "決闘者" グラフィオ・ロイ・エクラルト。
"龍力大将"レイフォールの父、勇猛で知られた歴戦の魔導戦士。
いずれも戦闘能力はモンスター級、観客に怪我人が出なければいいがな…


勝者 グラフィオ


あの"決闘者" オウガデスを力で押し切るとは、
やはり恐るべき実力の持ち主だな……。


17943: 【観戦】ライム vs メルディ ジュリア. 2005/12/10 02:23:34 

"決闘者" ライム=ライト vs "決闘者" メルディア

先の決闘で闘技場が半壊だ、
補修を急がねば次の闘いでは全壊しかねないぞ…。

む、観客が一人決闘場に侵入したぞ、
衛h―――、"決闘者" ライム=ライトではないか。
好敵オウガデスを横取りされて悔しがっているな(笑

おゃ、あの少女は……"決闘者" メルディア。
本当に闘えるのか、あの華奢な身体で。

"悪の農民" 対 "Glory‐Angel"、
妙な取り合わせだが果たして……


勝者 メルディア


"決闘者" ライム、可愛らしい女子には手が出せないのか?
散々叩かれて退散してしまった。
観客は喜んでいるからこれもありかもな(笑


17944: 【観戦】リッキ vs ジュ. ジュリア. 2005/12/10 02:23:52 

"決闘者" リッキー・エオル vs "決闘者" ジュリア.

次の決闘者は空から登場か。
あれは―――"決闘者" リッキー・エオル。
待っていたぞ、いつかの借りを返さねばな……!!


勝者 ジュリア.


――――。
外見に惑わされれば命は無い。
制空権を握られていはなぶり殺しにあう。
観客が静まった?
当然だ。ここは、対するものを徹底的に打ちのめさねば生き残れぬ場所なのだ。

これで"決闘者" リッキーとは一勝一敗、対等だ。


17945: 【観戦】シア vs マユキ ジュリア. 2005/12/10 02:24:18 

"決闘者" シア・アルバレット vs "決闘者" マユキ

これも奇妙な取り合わせ、
旅行帽にデニムのズボン?すそには泥までついている。
農作業の途中で決闘に来たのだろうか。
ム、"賭博師" ウズベが真剣な面持ちで観戦している。
なるほどな。

対するのは楯、そして流水剣の"決闘者" マユキ。
防御に徹して得意の持久戦に持ち込もうという心算か。


勝者 シア・アルバレット


防御に徹したのが裏目に出た。
物質を透過して破壊する魔法が相手ではどうしようもない。
一対一の決闘では楯/魔法の戦術選択も悩ましいところだという好例といえよう。


17946: 【観戦】冬弥 vs ヤヌス ジュリア. 2005/12/10 02:24:36 

"決闘者" 冬弥 vs "裁定者" ヤヌス

"ソードマスター" 冬弥、戦場の恐怖を極めし者。
かつての公国軍第四兵団で一日に千人を斬ると
恐れられた傭兵。再び親衛隊選抜に名乗りを上げるとは……。

―――親衛隊統括"神速"のヤヌス。
冬弥とは永年の戦友、相手を選んだようだ。

この勝負、一瞬でカタがつくぞ―――


勝者 冬弥


双方とも全力だったに違いない。
遠慮なくぶつかり合うのは信頼の証、といったところか。


17949: 【観戦】ミラ vs 蒼姫 ジュリア. 2005/12/10 02:32:27 

"決闘者" ミラルフィーネ vs "決闘者" 蒼姫月夜

"デヌガネーゼが誇る屈強" 対
"ティル・ナ・ノーグ秘蔵の嫌死"、
高度な魔法が火花を散らす魔法決戦が見込まれるが―――


勝者 ミラルフィーネ


予想に反して展開されたのは白兵戦。
互いに高位魔法を牽制し合い、
ギリギリまで削りあう厳しい戦いに。
最後は強烈なラデルを耐え切った
"決闘者" ミラルフィーネの氷撃が
"決闘者" 蒼姫月夜に膝をつかせ決着。
美しさの裏に秘めた闘志、恐るべし。


夜空では、数多くの星々が輝きを競っている。


17950: 開始日、朝から、いえ、夜中から、日付変わってからっ! Byアイリ アイリ 2005/12/10 04:53:07 

はってましたよ、ヘルコロっ!!(>▽<)/

ここにくるのはいつかのヘルカップ以来☆
少し道に迷いながらも開始前に到着★(/\*)
観客席のいー席陣取って、毛布に包まり、ホットココアの水筒持参♪w
そして、忘れてはいけないトトカルチョ券☆(爆
別に賭けたから、観戦にきたわけじゃないですけど、…やっぱ結果も気になってたり★(^^;

私って奴は~とか思いながら、ココアを一口☆
冬のすんだ空気の中、夜空のお月様を見上げる★
お月様の周りで数え切れないぐらいのお星様達も瞬く☆

この夜空のもと――
親衛隊の称号を求めて、ヘルハントップクラスの死闘が始まるのか★
そう思うと私はぶるっと震えがきた☆


17951: でも、きっと、この震えは寒さからではない★ Byアイリ アイリ 2005/12/10 04:54:06 

そんな試合を見れる歓喜の震えだと思う☆
その思いに答えてくれるように、深夜のコロに歓声が響くっ!!

試合の開始だ★
コロの空気ががらっと変わる☆

競技場に視線を送る★
もうその視線は離せない☆
もう毛布やココアなんていらない★
体中が燃えるよーに熱いっ!

両手を握り締めながら――
私はひたすらに見入ってしまう☆
こーいつも電波とか笑いとかを飛ばす方々の真剣な瞳★
これがヘルハントップクラスの戦い。。。

こーゆー時に、こーゆー試合に立ち会えることができて――
またヘルハンに惚れ直しちゃうな♪(/\*)
そんなことを考えながら、このまま、最後まで観戦しようと、アイリは心に決めた☆w


17957: コロシアムの隅に ハルエリエ 2005/12/11 00:34:32 

既に何人かの戦いを見終え、ふと詰めていた息を吐く。
決闘…戦いの最後には勝者と敗者とが残る。
傷付いた人はいないだろうか?ハルはコロシアムを眺めていた。
片隅に作ったのは簡易の救護室。
そこで傷付いた者達が訪れはしないかと待っている。
側には数人の冥土達がこまごまと動き回っていた。
その時、ハルの手を引く者がいた。
まだ幼い子供はハルに手紙を渡すとパタパタと去って行く。
「…あ、あの、待ってのな…」
手の中に残ったのは手紙だけ、中にはたどたどしい字で「コロシアムの戦いご苦労様」と書き連ねてあった。


17958: 手紙を見つめて ハルエリエ 2005/12/11 00:35:26 

歓声に沸くコロシアムでは戦士達に声は届かないだろう。
そう思って書いたのかと思うと嬉しそうに微笑んで
「きっと精一杯応援していたのな…」
手紙をそっと胸に抱くと目を閉じ、何かを思い立つとパタパタと走り出し、持って来たのは紙とペンとホワイトボード。
ボードに『声を届けたい人はここへどうぞのな』と書くと救護室の横に机を置いて
「また誰かが誰かに言葉を伝えられますように、のな」
ささやかな応援の言葉を伝えられるように、祈りながらまずは自分も一枚のペンと紙を手にして手紙を書き始めた。


17962: 御祖父さまへの手紙:ジュリア.(←こんな感じでOKでしょうかっ?!) ジュリア. 2005/12/11 01:31:28 

御祖父さま。
ジュリアは負けてしまいました。

でも私は、満足です。

ここで新たな英雄の誕生を見守ってから
お城に帰ります。

ジュリア.


17963: 伝えられる言葉 ハルエリエ 2005/12/11 02:59:16 

「あれ?これは…ジュリア.さんですのな」
丁度書き終えた手紙を通信箱に入れようとした時、前に入れた手紙が申し訳なくも目に入る。
目を細めてハルはクスリと笑い。
「…これはハルから、ジュリア・さんへですのな」

『ジュリア.さんへ こんにちは、ハルですのな。がんばってたジュリアさん…試合は負けてしまったかも知れないけど、力を出して戦うジュリアさん、とっても素敵でしたのな!今は少し休んで下さいのな。
ハル』

手紙を出して周りを見回し、負傷者がいないか確認する。
確認しながら、ハルは脳裏に焼きついた戦士の雄姿を思い出して少し微笑んだ。


17965: 【回想】インタバ vs レハ ジュリア. 2005/12/11 11:35:55 

"決闘者" インタバル vs "決闘者" レハイム

ついに現れた"決闘者" インタバル。直接関わったことはないが、
"銀の魔王" ディアブロと同等かそれ以上の実力を持つと聞く。
対するは"決闘者" レハイム=ランガード。
落ち着き払った態度に見えない力と決意がみなぎる。


勝者 インタバル


一度も魔法を使わせなかった"決闘者" インタバルのプレッシャー、
これに"緑水のエチュード" で応戦、魔王の防護障壁を破壊した"決闘者" レハイム。
しかし障壁が破れた瞬間に放たれた強烈な一撃が"決闘者" レハイムを貫く。
さすがは"青の魔王"。


17966: 【回想】エリオ vs エディ ジュリア. 2005/12/11 11:36:07 

"決闘者" エリオス vs "決闘者" エディー

旅人風の服装で決闘場に現れた"決闘者" エリオスは
終始スピードで"決闘者" エディーを翻弄、
必殺の一撃を受け流し致命傷になるのを避けながら
連続攻撃を仕掛け、鉄壁の装甲をじりじりと削っていく。
"決闘者" エディーも徐々にその動きに慣れていくが、
あと一歩のところで力尽き、膝をつくに至る。


勝者 エリオス


17974: 戦い前日自宅にて:マユキ マユキ 2005/12/12 00:14:01 

剣を磨きながらマユキは明日のことを考えていた。
参加を決め明日はイベントが始まる。きっと私は参加者の中で最も弱い…
それでも参加する以上は勝ちにいきたいと願い思う。それだけに明日は魔法と楯のどちらを選ぶか迷い決めかねていた。
普通に考えれば一撃必殺の魔法だがはたして打つチャンスが巡ってくるのか?楯なら相手の出方次第では良い勝負に持ち込める。
悩みに悩み最終的に楯を選択。これが吉と出るか凶とでるか…期待と不安が入り混じりながら明日に備え寝ることにした。


17975: 対戦当日コロシアムにて:マユキ マユキ 2005/12/12 00:27:35 

睡眠はばっちり。緊張しながらコロシアムへ向かう。対戦相手はその場に行くまでわからない。
誰が私の相手だろうか。そう思いながら戦いの場へ向かうとそこにいたのは一人の見知った女性、シアさんであった。
そうか…すでに私は作戦を間違えたと悟る。シアさんは楯を構えていなかった。つまりは魔法戦に持ち込むようだ。
楯対魔法。ラデルならまだ耐えられるかもしれないが、その気配がない。
それでも私は引かない。たとえ絶望的でも1%でも勝ち目があるかぎり。そして私は楯を構えながら切り込む。ありったけの力を一撃に込めて。


17977: 戦いより二日後、救護室にて:マユキ マユキ 2005/12/12 00:49:32 

目が覚めると私はベットの上だった。体中が痛む。やはり私は負けたらしい…。
ふと横に目を向けるとホワイトボードがあった。そこに書かれているのを読み、紙とペンを取る。


【きっと応援してくれたであろう同期へ】

やはりまだまだ力不足でした。応援してくれただろうに申し訳ない。
それでも私は満足です。これだけの目標があるとわかることができましたから。
そして最後に希望を言うと、もし次があるなら今度はあなたと共に戦いたいものです。あなたは同期にして最大の好敵手だと私は思っていますから。

マユキより


そう書き終え、私はもう一度眠りについたのだった。

(手紙って難しいですね(汗


17978: 救護室にて ハルエリエ 2005/12/12 03:33:59 

決闘が終わった救護室には運び込まれて来た者や立ち寄る物がちらほらと見える。
ハルは労わりを持って手当てに当たる。包帯と消毒液と笑顔を持って慌しくしていると不意にペンを取っている姿を見つける。
マユキさんだ。
彼は手紙を書き、再び眠りに着いていた。
その光景に微笑みながらゆっくりとベッドに近づき、眠る顔を見つめて呟いた。
「お疲れ様でしたのな」
目を細めると、また入って来るだろう負傷者の為の用意をしはじめた。


17991: 就寝前、怪我の痛みも忘れるほどに。 ジュリア. 2005/12/13 01:06:36 

一晩眠って目覚めたら、
私が近衛三騎士でなくなる日になる。

当然だとも思うし、
寂しくもある。



……感傷に浸るのは、
私の任務を全うしてからにしよう。


17992: ……うっ インタバル 2005/12/13 01:43:42 

いててて……
まあ、俺にしては頑張ったかな。
賭けてくれた人や応援してくれた人には申し訳ないが、並み居る猛者の中ここまで勝ち残ったのが奇跡だ。
何とか奴に申し訳も立つ…いや殴られるかな、やはり。
「何故優勝しないんだ!」とかな…アイツ鬼だからな。


か、看護師殿……そこ、は、一番い……(人事不省)


17993: かくして時はうつりゆく☆ ゼフィル・ゼルファ 2005/12/13 01:45:26 

公国最強”AbusoluteHell”の称号は
新たな勇者のものとなる。

蒼天に二日無く黄地に二王なし。

至極の座に付けるのは常に唯一人。
敗者は地に這い、勝者は天に翔ぶ。

虎は死して皮を残し人は死して名を残す。

ヤヌス、ディアブロ、エルビエム
連綿として碑石に刻まれるその名は
永劫消える事はない。

ここに新たな名が刻まれる。
最強の名を次代に引き渡したかつての勇者。
その身は朽ちようと、その名は鮮やかな軌跡を残す。
軌跡は人々の記憶に刻まれる。
勇者はその存在を新たに替え語り継がれる。

新たな存在。人はそれを英雄と呼ぶ。

新たな勇者、新たな英雄。
その誕生を言祝ぎ給え。


17994: 観戦。。 こもも 2005/12/13 02:38:56 

仕立て直したばかりの、まだ少し着慣れない軍服に身を包み
国営コロシアムの特等席に着く。
本当はこんな高いところからではなく、間近で観戦したいのだが

≪親衛隊選抜戦≫

ヘルハンの城門を任せる者を決める大切な戦いである。

これも公務。と自分に言い聞かせ、
軍務らしくジッと戦いの行方を見ていた。


決闘者の戦いはみな素晴らしく、とても頼もしく思う。

1戦1戦の間があろうとも誰一人として帰ろうとしないのは
どちらかが打ちのめされるまで徹底的にやりあうその戦いに
誰もが魅了されているのであろう。

私もその1人なのだけど。


17995: そして、走る。。 こもも 2005/12/13 02:39:34 

今日の対戦が全て終わるのを確認すると、
すぐにある場所へと走った。


救護室ではハルさんやメイドさん達が忙しそうに動いている。
「ハルさんっ!私にもお手伝いさせてくださいっ」

自分に出来ることを、何かしたかった。
大好きなあの人がココに運ばれて来ているだろうし…


一言、お礼を言いたかった。。


17996: ジュリア.さんへの手紙:こもも こもも 2005/12/13 02:40:39 

素晴らしい戦い、拝見させていただきました。

何があってもおかしくない、本気のぶつかり合い。。

この戦いの場に立ち会うことが出来たこと、とても感謝しています。


貴女の戦い。
皆の胸にも心強く残った事でしょう。。

今はゆっくりと休んでくださいね。

お疲れさまでした。。


こもも



追伸。。
やっぱり私は、貴女の大ファンなのですっ(*ノノ)


18002: 【新たな英雄の誕生】嗚呼、感無量。 ジュリア. 2005/12/13 23:55:22 

割れんばかりの大歓声
雷鳴にも勝る拍手の大嵐
打ち鳴らされる銅鑼、バスドラム、爆竹
一斉に天に向かい火を噴く無数の火器
会場は興奮を極め何らかの惨事さえ起きかねないほどの高まりを見せたが
それらはやがて
ひとつの名を讃える大きなうねりとなり
決闘場のすべてと新たな英雄とを呑み込んだ。


冬弥、冬弥、冬弥。


国を成し、国を滅ぼす程の力を持つ者に、
歴史と共に培われてきた英雄に。
混沌と秩序の為に、破壊と再生の為に、
何者をも凌駕する全てを。


―――今、我らの新たな英雄が声高らかに名乗りを上げる。


18005: そして眠りゆく英雄に。――We never return. シュアリー 2005/12/14 03:00:58 

次の親衛隊は冬弥、か。

準決勝までは自分も観戦していたのだが、生憎昨日と今日は仕事とバッティングしてしまい叶わなかった。
まぁそこまで残った面子を見たところ、誰が勝ち抜いたとしてもおかしくはない状況だった。波乱含みのようで、しかし結局は順当な流れに落ち着いていたわけだ。


コツコツコツ。
ブーツの底が夜の廊下に響く。
薄暗い白のリノリウム。こうしてみると、兵舎は病棟にも見える。

廊下の突き当たり。右折。窓枠の隅に青白い月が覗いている。斜めの光。仄暗い天井。

コツコツコツ。
ブーツの底が夜のしじまに響く。
そろそろ近いか。足音を消す。


18006: ・ シュアリー 2005/12/14 03:02:39 

――――――。
彼方。羽ばたきの音。それ以外には存在しない。

闇に紛れる姿は暗殺者に似ている。

奥へ奥へ。暗いほうへと忍び込む。
騒音から守るよう棟の奥にあてがわれた部屋は、まるで姫君の寝台。
差し詰め俺は姫の純潔を狙う不届き者か。

はっは、つまんね。睡眠不足でテンションがダメだ。
というかあの人にそんな真似働いたら、逆に俺が純潔を奪われそうだ。そんなもんの所在はよくわからんが。


と、ここか。
病室――というか救護室を臨時で使っているだけだが――の名札を確認。個室のようだ。

ノックを二度。そして、
「俺だ。入る」
一応断りを入れる。

ただしどちらも自分にしか聞こえない大きさで。


18007: ・ シュアリー 2005/12/14 03:06:05 

俺は誰にも気付かれずに来、誰にも気付かれずに帰る。


ノブを捻り、ドアを引く。

病室は、廊下と同じ光で満たされていた。
青白。静寂の色。

質素な造りの部屋にはベッドが一台。開いた窓から風が動かしたのか、ベッドを隠すためのカーテンが半ばまで閉まりかかっていた。ふくらんだかけ布団が覗いている。カーテンをはさんだ横の机に、花束や贈り物の山がある。

寝顔を見ては失礼だ。早々に済ませて退散しよう。


(――御疲れ様でした)

カーテン越しに礼を捧げる。
深く深く。長く長く。

誰も知らず、誰も気付かず。
故に意味は無く、ただ虚ろな誇りだけを積み重ねていく。


18008: ・ シュアリー 2005/12/14 03:09:26 

それから、行きつけの花屋で繕ってもらった花束を山に加える。これを無音でやるのはなかなか骨が折れたが、なんとか。

さて。引き上げよう。
背を向けたのと、

「ありがとうございます。同志シュアリー」

声は同時だった。
一瞬枯れて聞こえたその音色は、一方で活力に満ちているようでもあった。

「……すまん。起こしたか」
「いえ。何か、――寝付けずに」
「痛むか?」
「この程度は十数年来の友人です。そうではなくて」

その瞳は遥か彼方を見つめている。そう思った。

「……どうして俺とわかった?」
「身長で」
即答かよ。
むぅ、と黙り込む俺に、カーテンの向こうから忍び笑いが聞こえる。


18009: 結。ていうか親衛隊をやめるってだけで、別に一線から退かれるわけじゃないですわな。 シュアリー 2005/12/14 03:13:35 

部屋を月が照らしている。


「……もう少し、ここにいてもいいか?」
「今夜は冷えますが」
「構わんさ。別に」

机の下に隠れるようにした、背もたれのない椅子を引き、座る。


部屋を月が照らしている。
光の中でだけ、私たちの時は止まっている。


18014: 【回想】:決勝直後 冬弥 2005/12/14 22:12:54 

決着がついた瞬間、一瞬、決闘場が静まり返った。

これまでの闘いが脳裏を過ぎる。
我ながら、良く勝ち残れたものだと思う。
「先手必勝」を旨としながらも先手を取られた時、渾身の一撃を避けられた時、正直肝を冷やした。
闘った相手全てが紛うことなき強者だった。
だからこそ、今、これまでに味わったことのないほどの充足感を感じているのだ。

――そして、割れんばかりの大歓声が決闘場を包み込んだ。


18015: 【宣言】 冬弥 2005/12/14 22:35:10 

歓声を上げる人々に剣を高く掲げることで応える。
そして、

「私は”舞踏剣”冬弥。これより後は近衛の騎士の1人として、この剣を牙とし、この身を盾とし、その力の全てを持って、王都の守護を担うことを誓う」

静かに、けれど高らかに、確かな意思を込めて、そう宣言した。


18018: 【将星の彼方に…①】2004/01/19~ ジュリア. 2005/12/15 01:05:46 

救護テント、
簡易寝台の上、城門を出るときの事を思い出す。

「…レイフォール、少し留守にするぞ」。

最奥の間にむかってそう呼びかけたが、返事は無かった。
その時は「"竜"の考えは読めないな」などと肩をすくめたが、
今思えばあの不動ぶりが頼もしい。

伝説に聞く竜族は莫大な量の金銀財宝を集めてその上に寝そべり、
何十年も、何百年もその財宝を護るという。
人間たる私に、そんな芸当は出来ない。

人間は成長の速さと引換えに
衰えの速さもまた、宿命として負った。

しかし私自身、まだまだ限界とは思わない。
いずれ再び、かの英雄の称号 "舞踏剣" を脅かす存在となろう。


18019: 【将星の彼方に…②】~2005/12/15. ジュリア. 2005/12/15 01:06:29 

英雄よ、公国の守護者たれ。
そして我と、未だ見ぬ新将とを恐れよ。


栄光よ、公国の最強者 "舞踏剣" 冬弥の上に輝け。
新たな星がさらなる輝きを示す、そのときまで―――。


§親衛隊選抜戦§AbusoluteHell§

§優勝者§冬弥§


18024: ジュリア.への返信:寒爺 サムリト・ジン 2005/12/15 06:08:22 

 愛しき孫よ。
 日々研鑽に励み、精進し続けた孫よ。
 23ヶ月という永きに渡り公国の城門を守り続けた孫よ。
 そなたは、我が誇りぞ。

 愛しき孫よ。
 日夜鍛錬怠らず、努力し続けた孫よ。
 親衛隊選抜戦を企画立案実施し国内を盛り上げし孫よ。
 そなたは我が宝ぞ。

 だが、その我が誇り、我が宝が打ち据えられ、地に伏せられるは、見るに忍びず。
 されど、その勇姿、まもらねば。されど、見るに忍びず。

 倒れしそなたに、言葉をなくした祖父を許せ。


18029: 戦いがおわり。 ハルエリエ 2005/12/16 03:06:03 

歓声止まないコロシアムもいつしか静まり返る。
働いて疲れたこももさんや冥土達とぼんやりと、今は静かになったコロシアムを見詰めた。

「冬弥さん、優勝おめでとうのな」

それぞれに当てられた手紙も観客の声も今は耳に残るのみ。
ハルは空に向かって呟いた。

「ジュリア.さん、皆さん、お疲れ様…素晴らしい戦い、ハルは忘れませんのな」

戦士達に宛てた声の手紙は届いただろうか?
微笑んで見上げると、また呼ばれる声に振り向いてハルは駆け出した。


  以 上

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